台湾の介護は外国人によって賄われているといっても過言ではありません。要介護者約70万人を20万人の外国人介護者がケアしています。意外な点は、外国人介護労働者の9割がインドネシア人であること、そして施設ではなく1対1で家庭内介護を担っていること、ケアの質はきたいされていないことが挙げられます。日本の家族介護を外国人介護労働者が担っているといえそうです。日本の外国人介護者の受入が本当に正しいのか、問題を投げかけます。
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高齢化に備える 〜 台湾の経験に学ぶ
ハフィントンポスト2018.11.28
 台湾が外国人労働者の受け入れを加速させてるのが介護領域です。その数、20万人以上。

台湾の総人口が約2350万人で、65歳以上人口が約300万人で、うち要介護者が約70万人ですから、いかに台湾の高齢者ケアが外国人労働者に依存しているかが分かると思います。

沖縄に住んでいることもあり、ときどき台湾を訪れる機会があるのですが、外国人女性が高齢者を乗せた車椅子を押している光景をよく見かけます。もっぱらスカーフを被った若い女性ですね。実は、外国人介護労働者の9割がインドネシア人なんだそうです。

インドネシアの介護労働者たちは、もっぱら1対1で家庭内介護を担っています。正直なところ、ケアの質など期待されていません。家でみてる・・・それで充分。ほんとにケアが大変になってきたら病院に連れていきます。いずれにせよ、施設じゃありません。