介護人材不足をカバーするダイバシティシフト(パッチワークシフト)を組むべきであるという提案をこれまでして参りましたが、その人材の採用と管理の難しさから今まで大きな成果につながっておりませんでした。今回、その課題に挑戦する会社が現れて参りました。求人メディアを運営するベンチャー企業リジョブ(東京都新宿区)です。介護事業を細分化して、「ケア・アテンダント」と呼ばれる介護補助者(無資格者)を張り付けるという取り組みを行っており成果を上げ始めています。難しい仕組みではありますが、是非ノウハウを蓄積し普及させて頂きたいと思います。
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介護業界の常識くつがえすベンチャー。「仕事の細切れ化」で人手不足解消
Yahoo!ニュース2018.11.30
 人手不足が深刻化する介護業界。「仕事がきつそう」というイメージも人を集めにくい理由になっている。そこで業界の常識を覆す「仕事の細切れ化」によって、人手不足の解消を目指すベンチャー企業が現れた。

東京都文京区で三幸福祉会が運営する有料老人ホーム「杜の癒しハウス文京関口」。介護に関する資格を持つ30数人の介護職員がシフトを組み、56人の入居者に24時間体制でサービスを提供する。

ここで2018年11月、「ケア・アテンダント」として働き始めた近所の主婦(54)は週2回、午前10時から午後1時までの3時間、主に入居者の個室の清掃を受け持つ。介護に関する資格は持っていない。

床に掃除機をかけ、トイレはブラシで、洗面台はスポンジでそれぞれ磨き上げる。1部屋あたり40分ほどの作業だ。時給1050円。

「介護の仕事は大変だ、というイメージがあったのですが、今の仕事は家事と同じような感覚でできます。こういう形で介護現場で働けて良かった」と笑顔を見せる。

この施設では、冒頭の女性のように、主に週1~3回程度で1日あたり数時間、清掃や洗濯、入居者の話をじっくり聴く「傾聴」といった業務を受け持つケア・アテンダントの採用を、2017年11月に始めた。排泄介助や、食事を直接口に運ぶといった介護のコア業務は手がけない。今働いているのはいずれも女性で、主婦やフルタイムの仕事をリタイアした30~70代の計8人。

「ケア・アテンダントの方たちが来てくれたことで、ほかの介護職員は精神的にかなり楽になりました」(施設長の柳沼亮一さん)

そんなアイデアを形にしたのが、介護や美容分野の求人メディアを運営するベンチャー企業リジョブ(東京都新宿区)だ。

「介護シェアリング」と銘打ち、冒頭の女性のように業務や勤務時間を限ったパートタイマーの導入を介護施設に勧め、賛同してくれた施設の人材を自社サイトで募集する。