福岡市の「ガンツ不動産」に注目です。「ガンツ」とはドイツ語で「全部」を意味するようですが、まさに不動産事業において全ての人を対象とする「ユニバーサル賃貸」の取り組みを行っております。障害者や高齢者、生活保護者や外国人など全ての人を対処とする取り組みを標榜する不動産会社さんはまだ多くはありません。将来の事業の可能性を非常に強く感じる取り組みをいち早く行っておられます。是非、一度お話を聞きたいと考えてります。我々の身寄りの無い高齢者の受入ビジネスモデル「みより・クラウド・システム」と相通じるものを感じています。
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「ユニバーサル賃貸」で障がい者や高齢者などすべての人に物件を。「ガンツ不動産」の挑戦
HOME'S PRESS(ホームズプレス2017.2.17
フリーエディター・ライター佐々木恵美     
                                       
「賃貸物件を借りられない」という課題」
「ユニバーサル賃貸」と銘打ち、業界ではあまり積極的に取り組まれることのなかったサービスを展開する不動産会社が福岡市にある。掲げるコンセプトは「すべての人に賃貸入居を提案する」。健常者はもちろん、障がい者や高齢者、生活保護受給者、外国人など、一般的に賃貸物件を借りることが難しい人でも入居できるようにサポートしている。
福岡市出身の森田光俊さんは、不動産会社勤務を経て、2009年4月に株式会社ガンツ不動産を開業。「ガンツ」はドイツ語で「全部」を意味し、不動産売買と開発、賃貸物件の仲介を行ってきた。森田さんがユニバーサル賃貸を打ち出したのは、2017年11月のこと。「困っている人を助けたいという福祉的な考えではなく、賃貸物件の入居率を改善したいというのが大きな動機でした」と打ち明ける。

高齢者が賃貸物件に入居して安心して暮らせるような体制を整え、元受刑者などにも物件を紹介している。福岡市や社会福祉協議会、ろうあ協会、見守りサポートの会社など、連携先も増えてきた。物件紹介のホームぺージは誰にでも見やすいユニバーサルデザインにして、物件情報に部屋の段差や間口などを明記しているのも同社ならではだ。

今後、ますます空き家の増加が見込まれる中、高齢者や障がい者などが入居しやすい社会になれば、当事者・不動産会社・オーナーの三者にとって好循環が生まれる。森田さんの活動がマスコミで取り上げられたことで、不動産会社から問合せが相次ぎ、一緒にやりたいという会社も出てきた。ユニバーサル賃貸を始めた当初に離れていったオーナーの1人から「自分が分かっていなかった」と連絡があり、再び契約したという。