都会のひとり暮らしに経済格差が加わることで孤独死数が増える傾向がみられるとのことです。このことを「ぼっち化」と言っています。「都会では年収350万円を切ると“ぼっち化”が危ぶまれる。女性のように、お金をかけず、世間話だけで他人と繋がれるスキルを持っているかどうかが明暗を分けるでしょう」(結城康博氏)
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東京23区の孤独死数、40~50代のワーストは?高級住宅街も油断はNG
Yahoo!ニュース2019.2.21
 誰にも気づかれず、適切なケアを受けることもできず、一人寂しく死んでいくのは確かに怖い。

 だが、それ以上に怖いのは「孤独であること自体が死の原因になる」という事実だ。ぼっちの最終型である“孤独死”のデータをひもとくと、高齢者の孤独死は田舎と都会の両方で発生している。

居住エリアでぼっち格差が発生も!

 例えば、限界集落など交通手段の乏しいエリアに住む人々が孤立してしまった結果、だ。しかし、40~50代の現役世代に目を向けると、一転して“都会の孤独死”が増えるという。

「理由の第一は、都会では一人暮らしをしている人が多いということですが、ここに経済格差が加わることで、さらに孤立化が際立っていきます」  言うまでもなく、都会は物価や家賃が高い。そしてもちろん、社交にもカネはかかる。

孤独死が多い街 ≒ 年収ワーストの街

 東京23区内の、40~50代男性の孤独死ランキングを見ても、ワースト上位の区は、「年収」部門でもワースト入りしているのが目立つ。

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<40~50代の孤独死件数ワースト5(平成29年)>
1位 足立区  124人【年収ワースト1 339万円】
2位 江戸川区 112人【年収ワースト3 358万円】
3位 世田谷区 96人
4位 大田区  83人
5位 板橋区  77人 【年収ワースト3 360万円】
5位 練馬区  77人

※東京都観察医務院「自宅住居でなくなった単身世帯の者の統計」(平成29年)、総務省家計調査」(平成29年)より編集部作成