介護の特定技能1号に該当する外国人材は半年間は1人夜勤をさせないという通知が出されました。特定技能1号は訪問介護など訪問系のサービスには入れません。3年以上特定技能1号で働き、介護福祉士の資格をとって初めて認めるという内容です。
世の中が在宅に向けてシフトしようとしているのに、外国人材を施設にとどめるだけでは、抜本的な人材不足解消にはなりません。サ高住や住宅型有料老人ホームなど在宅系の高齢者住宅の数は今や全施設の三分の一を閉めます。その実態を把握しているのでしょうか?優秀な人材は登用制度を設け、もっと速やかに現場へ投入すべきです。画一的な行政指導は止めてもらいたい。
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介護「1人夜勤」させず…半年間 外国人材、厚労省通知へ
読売新聞2019.3.18
厚生労働省は、4月に新設される在留資格「特定技能」の介護分野で来日する外国人材について、就業後半年間は、1人で夜勤をさせないなど、日本人を含む複数人で介護にあたるよう、全国の事業者に要請する方針を固めた。介護サービスを受ける利用者らの不安を解消するねらいで、今月中に自治体を通じて事業者に通知する。