とくにかく取り組むのが遅すぎます。訪問介護の現場でのハラスメント被害は半数に及ぶとありますが、実態はもっと多いのではないでしょうか。訪問介護だけではなく、施設介護においても実態調査をすべきです。人手不足での待遇改善で介護現場のハラスメント対策を言い出すようでは話になりません。
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訪問介護、半数ハラスメント被害 利用者から職員、初の実態調査
沖縄タイムス2019.3.24
 介護現場で働く人を対象にした厚生労働省の委託調査で、サービス利用者からセクハラや身体・精神的暴力のハラスメント被害を受けた経験がある人は、訪問介護職員の半数に上ることが24日、分かった。介護現場のハラスメント実態に関し厚労省が大規模な調査を実施したのは初めて。利用者の家族からの被害も17%の職員が経験しており、被害の深刻さが浮き彫りとなった。

 訪問介護は女性ヘルパーが1人で利用者宅を訪ねることが多く、施設に比べ密室性が高い。人手不足で待遇改善が求められる介護現場にとってハラスメント対策は急務。事業者向けマニュアルを近くまとめ、厚労省は現場への周知を図る。(共同通信)