中高年の引きこもり61万人超という内閣府の発表が波紋を呼んでいます。中高年のひきこもりは親と同居する未婚者の増加と強く連動しており、深刻な問題として「親の経済力に頼っている引きこもりは、親が亡くなったあとどうなるのか。多くが低年金、無年金で、数十万人の生活保護受給者が現れる可能性がある。それは社会保障財政を強く圧迫することになる」と中央大学の山田昌弘教授が警鐘を鳴らしています。
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中高年の引きこもり“61万人超”…なぜ4分の3が男性?「学歴や職歴が厳しい」から!?
www.fnn.jp2019.3.29
 「中高年の引きこもり61万3000人」内閣府発表
内閣府が3月29日、初めて発表した驚きの調査結果…。それは、中高年の引きこもり数が61万3000人という数字。

満40歳~満64歳を対象にした引きこもり調査。今回の調査では「自室からほとんど出ない」など4つの問いを設定。そのうちいずれかに該当し、かつ6カ月以上その状態が続いているケースを広い意味での引きこもりと定義した。

4分3が男性…理由最多は「退職」
その回答結果から推計された中高年の引きこもり数が61万人を超えたのだ。

男女比だと、その4分3は男性。理由は「人間関係がうまくいかなかった」「病気」などに加えて最も多かったのが「退職」だった。