住宅総数は179万戸増え6242万戸で居住者がいるのは155万戸増の5366万戸。全国の空き家は過去最多の846万戸に上り、前回より26万戸増え,住宅全体の13.6%を占めました。借り手が見つかっていない賃貸物件は2万戸増の431万戸で最多。入院・転勤などによる長期不在や居住者の死去、取り壊し予定などで無人の「その他の住宅」は29万戸増と大きく伸び、347万戸となった。都道府県別にみれば東京都が80万9000戸と最も多く、大阪、神奈川と続きます。量的には大都市部において空き家が増えています。空き家がこれだけ増えているのに新築の住宅が増え続ける、高齢者は賃貸物件に入れない。ここにも日本の住宅政策の誤りがあります。
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全国の空き家 846万戸 全体の13%余占め過去最多
NHK NEWS WEB2019.4.26
 住宅の数や状況などをまとめた総務省の「住宅・土地統計調査」が公表され、全国の空き家は過去最多の846万戸に上り、前回より26万戸増え,住宅全体の13.6%を占めました。

都道府県別にみますと、最も多い東京都が80万9000戸、次いで大阪府が70万9000戸、神奈川県が48万3000戸などとなっています。

また、空き家の割合では山梨県が21.3%と最も高く、次いで和歌山県が20.3%、長野県が19.5%などとなっています。

そもそも、空き家が増えるのは、人口が減少しているのに、新たな住宅が次々に建つからで、海外の事例にならって住宅の総量をコントロールするなど原因を断つ対策に取り組むべきだ」と指摘しました。