「介護と農業が協働した新たな取り組みを創出し展開することで、日本の介護、農業に対するイメージの向上を図り、介護における人材確保を目指します」・・・そんな取り組みをヒューマンライフケア(株)が始めています。
水耕栽培で省力化し、高齢者でも事業に参画できるというユニークな取り組みです。高齢者施設が入居者と一緒に生産活動に取り組むことができれば、新たな資金の確保と人材確保が可能になるかもしれません。そして、何よりも高齢者の社会参加を極限まで追求することができるかもしれません。大いに期待をしたいと思います。
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ヒューマンライフケア 介護施設で野菜を育てる「水耕栽培プロジェクト」開始
時事通信2019.5.9
 ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で介護事業等を展開するヒューマンライフケア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:瀬戸口信也、以下「当社」)は、介護施設において、屋内で野菜を育てる「水耕栽培プロジェクト」を始めます。利用者と介護スタッフが共に栽培・収穫した野菜を地域の人々に提供し、ご利用者と社会とのつながりを創出することで、社会への貢献と顧客満足度の向上を目指します。実施に当たっては、玉川大学の監修を受け、より取り組みやすい方法を推進する方針です。

当社は、介護保険法の理念に掲げられている「個人の尊厳の保持」を目指した、質の高い介護サービスの提供を目指しています。そうした中で、利用者に社会的役割を提供し、ご利用者が「社会とつながる」ことを実現できるプログラムの研究を進めた結果、「水耕栽培」に着目しました。