40代、50代の働く主婦の3割が親の介護の経験があり、半数以上が仕事と子育て、介護をトリプルでこなしているという意識調査結果が発表されました。親の介護を始めた平均年齢は43歳と比較的若い段階で仕事と子育て&介護のダブルケアに入っています。仕事の就業形態は個人事業主やフリーランス形態が60.3%と最多であるということで、個人事業主やフリーランスを対象としたものであるとのこと。ある程度報酬の高い職種でこの実態ですが、実際には働く主婦の大多数が非常勤と考えられます。即ち、低所得がこれに加わると、どのように厳しい実態が待ち受けているかがわかるのではないでしょうか。
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《働く主婦》親の介護「経験あり」3割、半数以上が仕事と子育て・介護を両立
エキサイトニュース2019.6.4
 フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)が推進するサステナブル∞ワークスタイルプロジェクト(ライフステージが変わっても持続可能な働き方※1)第14回目は、「《働く主婦》の仕事と介護に関する意識調査」を2019年5月9日~5月15日に実施しました。

■介護の実態(介護経験/介護時の状況(子どもの有無・就業状況)
・働く主婦(N=830名)のうち、介護経験者は231名、介護未経験者は599名(「現在介護が必要な親族はいない479名」および「現在介護が必要な親族がいるが自分は担っていない120名」を含む」)アラフォー/アラフィフ女性の3人に1人が介護経験者であり、介護を始めた平均年齢は43歳で介護対象者は自分の親が6割。
・介護期間中、8割が仕事をしており、就業形態は「個人事業主やフリーランス形態」が60.3%で最多。
・介護時に6割の方は「子どもがいた」と回答し、そのうち「妊娠中~高校生の子ども有」は52.4%。半数以上が、仕事と子育て・介護の両立をしていた。