大手損保会社社員の介護部門への配置転換問題で話題となっているSONPOホールディングスですが、介護事業にかかわっている者からすれば何か釈然としないものがあります。介護の仕事をどのように考えているのでしょうか?介護部門を人手不足だからといって、余っている人員の配置換えの対象としてしか見ることのできない会社に業界のリ―ディングカンパニーとしての資格はあるのでしょうか?実際、2016年から2017年にかけて施設居室数もマイナス0.7%と抑制気味です。将来介護事業をどのように考え、展開しようとしているのかが良くわかりません。
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損保ジャパン社員「介護へ配置転換」次はあなたの会社かもしれない
現代ビジネス2019.7.2

損害保険大手のSOMPOホールディングスの国内損保事業の従業員の削減策が波紋を呼んでいる。介護の子会社などへ配置転換することが柱だが、「介護部門を『追い出し部屋』として使っている」などと批判が巻き起こった。

損保業界は国内の自動車の販売減などにより厳しい環境にあるが、一方の介護業界も人材不足など深刻な課題を抱えている。