施設の金銭管理には細心の注意が必要です。原則預からないのが普通ですが、預かる際には預かり証の発行と日々の預り金の資金使途については毎月報告することを義務付けているのが普通です。法人側が気づかなかったというのは善管注意義務違反と言われても仕方ありません。約3年間監査をしていなかったということになります。施設の金銭管理は極めてリスクが高いと言えます。
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入所者の預金など約990万円着服 日光の障害者施設職員 栃木
BIGLOBEニュース2019.7.23
 日光市内で障害者施設などを運営する社会福祉法人「夢の森福祉会」(同市、小林幸正理事長)が22日に記者会見し、女性職員(33)が入所者から預かった通帳から現金を引き出すなどして計約990万円を着服したと発表した。職員は着服を認めているといい、近く業務上横領容疑で刑事告発する。

 同法人によると、女性職員は総務担当で、施設の寮で暮らす知的障害がある入所者ら4人の通帳を預かって管理していた。


 7月、うち1人の成年後見人から通帳や書類を提出するよう要請があり、確認したところ、通帳を隠していたことが判明。口座からは2016年11月〜今年6月、200回以上にわたって計約965万円が引き出されていた。他に入所者から預かった現金24万円を着服していた。

入所者から預かった通帳から現金を引き出す際は、本人の出金依頼書や施設長の確認などが必要だが、職員は手続きをとらず、法人側も気付かなかった。小林理事長は「利用者やご家族の信頼を著しく損ねたことに心よりおわびする。チェック機能をもう一度洗い出して強固にする」と話した