安田浩一氏の話を聞いていると、団地にこそ日本の希望にあふれる未来が凝縮していると感じてしまいます。多くの気づきを頂きました。

『団地というのは日本社会の縮図だと思っています。外国人がいて、増えて、住民の高齢化が問題となっていてというのは、まさにいまの日本そのものじゃないですか。それが先鋭的に表現されているのが団地なんじゃないかなと。だから、団地が悲鳴をあげているというのは、いわば日本社会が悲鳴をあげているのと同じような意味だと感じました。』(安田浩一氏)
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移民、高齢化、差別…日本社会の課題最先端と化す団地 ルポ『団地と移民』の著者・安田浩一が見出す光とは
BLOGOS2019.8.5
 在留外国人が270万人を超えた日本。その受け皿となっているのが、各地の団地だ。かつて「夢と希望の地」として憧れられた場所は、いまや高齢者と移民が大半を占める限界集落と化している。

ヘイトスピーチの矛先を居住者に向ける差別的な人間や、極端な報道をするメディア、それを乗り越え多文化共生を目指す若者たち。団地をめぐる光と闇を渾身の取材で描いたルポ『団地と移民 課題最先端「空間」の闘い』(KADOKAWA)を3月に上梓した安田浩一氏に、団地とそれを抱える日本社会の課題を聞いた。

進む日本の高齢化 打破するカギは移民の若さ

文化の衝突は地域の可能性を生み出すひとつのきっかけ

「活動家」からかけ離れた若者たちの運動が日本の風景を変える

差別と偏見を乗り越えたとき、団地を抱える日本社会に希望を見出せる