「働き方改革」が叫ばれるなか、精神障害による労災請求件数が過去最高となっており、中でも女性の精神障害による労災請求件数が急増しています。懸念するのは業種別に「医療、福祉」が最多となっていることです。漸く医療、福祉における精神障害の多さが明らかにされました。

厚生労働省2109年6月28日に発表した2018年度の「過労死等の労災補償状況」によると、「精神障害」による労災請求件数は6年連続で過去最高を更新。「脳・心臓疾患」は4年連続の増加となった。特に危惧されるのは、女性の「精神障害」による労災請求件数が急増していることだ。

厚労省は「働く人が増えたから」と単純に割り切るのではなく、「医療・福祉」で働く女性に「精神障害」が増えているのはなぜなのか、その因果関係について調査をするべきだろう。』・・・その通りです。
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急増する「女性の労災」 いじめや嫌がらせ、暴行... その原因は「働く人が増えたから」?(鷲尾香一)
ニコニコニュース2019.8.12

 安倍晋三政権下で、さまざまな「働き方改革」が進められている。有給休暇の取得や残業時間の削減など、労働者の権利を守る政策が進められているものの、実態面では必ずしも労働者の肉体的・精神的負担は軽減されていないようだ。

厚生労働省2109年6月28日に発表した2018年度の「過労死等の労災補償状況」によると、「精神障害」による労災請求件数は6年連続で過去最高を更新。「脳・心臓疾患」は4年連続の増加となった。特に危惧されるのは、女性の「精神障害」による労災請求件数が急増していることだ。

2018年度の「精神障害」による労災請求件数は、前年度比88件増加の1820件で、うち未遂を含む自殺件数は21件減少の200件だった。このうち、支給決定件数は41件減少の465件で、認定率は1.0%低下の31.8%。うち、未遂を含む「自殺」は22件減少の76件で、認定率は8.9%低下の38.2%だった。

精神障害」を業種別にみると、労災請求件数では「医療、福祉」が320件で最も多く、次いで「製造業」の302件、「卸売業、小売業」の256件となっている。

支給決定件数 は「製造業」の82件が最多で、次いで「医療、福祉」の70件、「卸売業、小売業」の68件だった。

年齢別では、「40~49歳」が597件ともっとも多く、「30~39歳」が491件と、30~40歳台で全体の59.8% を占めている。

非常に危惧されるのは、「女性」の「精神障害」が急増していることだ。女性の「脳・心臓疾患」での労災請求件数は、前年度と比べて2件減と横バイ圏だが、「精神障害」は前年度から99件増えて788件と、全体の43.3%を占めて大幅に増加している。