現在官邸主導で進められようとしている介護保険法改正案で議論されていることが実行されるとどういうことが起こるか、考えただけでもゾッとします。20年続いた介護保険制度の崩壊につながるものと考えます。要介護1,2が保険給付の対象から外され、総合事業に、加えて、利用料2割、3割の自己負担となれば、介護保険をつかう対象者は極端に減ることになるでしょう。その負担は全て家族に押し付けられ、介護施設は崩壊の危機に陥ることになるでしょう。事実上の介護崩壊につながる介護保険改悪は許されません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主張 介護保険の改悪 「使えない」の加速は許されぬ
しんぶん赤旗2019.9.8
 厚生労働省の審議会が、来年の通常国会に提出予定の介護保険法改定案の策定に向けた議論を本格化させています。要介護1、2の人の生活援助を保険給付の対象から外すことや、利用料2、3割負担の対象者を広げることなどを検討します。介護保険では、「必要になっても使えない」「費用負担ができず利用を控える」ことなどが、いまも大きな問題になっています。厚労省が検討する方向は、利用者・家族に一層の苦難を強いるものです。安心して利用できる制度を求める国民の声に逆らい、暮らしをますます深刻化させる介護保険の改悪はやめるべきです。