中国の平均寿命が飛躍的に伸びている。この70年間で2倍以上伸びて、いまや米国を抜いて77歳にまで伸びてきました。我々も中国での検診センター(人間ドック)の導入についてお手伝いをしておりますが、健康に関する意識は非常に高くなっています。日本の高度な医療技術の導入に余念がありません。今後は更に平均寿命は延び続けるでしょう。その反面、高齢者対策は必至です。急激な寿命の延びは急激な高齢化を意味します。
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中国の平均寿命が70年で35歳から77歳まで2倍に―中国メディア
ニコニコニュース2019.9.8
 ちょっとした病気で命を失ってしまうという時代は終わり、寿命が延び100歳以上の高齢者も決して珍しい存在ではなくなっている。この70年間で中国人の平均寿命は35歳から77歳まで、2倍以上伸びた。新華社が伝えた。

中国国家統計局の報告によると、中国人の平均寿命は、1949年は35歳、1957年は57歳、1981年は68歳、2018年は77歳とどんどん伸びている。中国は、飢えと寒さに悩まされる時代から、物の豊かな時代へ、医療が立ち遅れて薬も少なかった時代から、病気になっても病院に行けば治療してもらえる時代へと、「華麗なる転身」を遂げた。

100歳まで長生きし、幸福で健康に生きるという、ここ数千年の中国人の「夢」は、今や現実のものになろうとしている。