アオバ住宅社の齋藤瞳さんの取り組みに強い共感を覚えます。本当に大変だと思いますが、このような不動産会社さんが1件でも多く出てくることが必要です。住宅セーフティネットもこのような不動産会社さんがいて初めて成り立つ制度ではないでしょうか。我々も後に続きたいと思います。
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高齢者、シングルマザー、DV被害者、生活保護受給者など事情を抱えた人を仲介する人情不動産の勇気
Yahoo!ニュース2019.9.13
 横浜市青葉区にあるアオバ住宅社を手掛ける齋藤瞳さん(40歳/現在)の取り組みが実に面白い。

高齢者、シングルマザー、DV被害者、生活保護受給者など事情を抱えた人ばかりを相手に部屋を紹介し、時にその人たちの仕事の面倒までみるという。

高い仲介手数料を見込めるわけがなく、部屋を紹介するまでに手間と時間ばかりがかかるのに、なぜわざわざ大変な人たちをお客にするのか。どんな気持ちで取り組んでいるのか。齋藤さんの勇気と挑戦について聞いてみた。

自分ができることを何かしてあげたい。相手を支えることで自分も支えられている。齋藤さんの思いはとてもシンプルだ。そして、どんな人にでも「あなたを見てます」という場所が世の中には必要なんだ、と強く思っていた。「放置していた共有部が綺麗になり、その上社会保障の削減になる。こんないいことはないじゃない」齋藤さんは嬉しそうに語ってくれた。

これからの課題は、齋藤さんだけでなく色々な人がこの事業をできるようにすること。人がまねできるシステムにしないと、より多くの人の相談にのってあげることができない。齋藤さんの挑戦はまだまだ続きそうだ。