以前から注目をしております、慶応義塾大経済学部井出英策教授は『日本は確実に貧しくなっており「経済成長」と「自己責任」を前提にしたモデルは、もう無理、人とつながり、連帯することで、私たちは幸せになれるのであり、「支え合って暮らす社会」をつくりたい』という主張をしておられます。この度、日本の介護と比較して北欧の介護とどこが違うのか、について意見を述べておられます。参考にされて下さい。北欧では社会という「大きな家族」の中で介護を行うという考えに改めて共感します。
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北欧では、社会という「大きな家族」の中で介護を行います - 「賢人論。」第103回井出英策氏(前編)BLOGOS2019.11.12

 昨年上梓した『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』(集英社新書)がベストセラーになり、一躍注目を浴びた井手英策氏は、民進党でブレーンを務めたこともある、リベラル派気鋭の論客だ。当時の民進党のキャッチフレーズ“All forAll”も、実は井手氏が創案したもの。その井手氏は、日本における介護のあり方や実情をどう見ているのか。北欧型福祉との違いや個人の悲しい出来事、熱い思いとともに、舌鋒鋭く語ってもらった。