2017年に佐賀の老人ホームで入所者の胃ろう用カテーテル(管)を引き抜いたとして傷害罪に問われ、その後、3年を経過して無罪が確定した女子職員に対して、施設の対応に端を発する適用障害病を発症したとする労災認定されました。労災認定だけで済む問題ではありません。3年間の失われた時間は戻ってきません。施設側の責任も極めて重いと言わざるを得ません。当然民事へと移行するものと思われます。
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無罪の介護職員を労災認定、佐賀
ロイター2019.11.15

 佐賀県嬉野市の養護老人ホームで入所者の胃ろう用カテーテル(管)を引き抜いたとして傷害罪に問われ、その後無罪が確定した職員の女性(34)が労災認定されていたことが14日、分かった。女性の代理人の吉田俊介弁護士が明らかにした。施設から自宅待機を命じられた直後に適応障害を発病したと判断されたとしている。

 2014年、入所していた高齢男性の管が相次いで抜けた際、施設側は担当者の女性が抜いたとして15年2月、出勤停止と自宅待機を命じた。女性はその後逮捕、勾留を経て、17年に佐賀地裁が「女性が抜き取ったとするには合理的な疑いが残る」と判断し、無罪判決が確定した。