2018年時点で精神科病院は1752。産婦人科の1116よりは多いが、眼科(2398)や小児科(2567)などと比べれば少ないと言われる。しかし、1978年~2018年までの間に精神科病院数は2.54倍と突出。こんな国は世界に類を見ない。世界で一番精神科病院数が多い国になっている。精神科病院を廃止したイタリアには{「精神病は病気ではなく、人間関係など社会的環境の問題である」とする考えがある。精神疾患を生み出す社会環境が問題なのである。
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増える一方の精神科…医療施設の数の増減をさぐる(2019年公開版)
Yahoo!ニュース2019.12.02
 病院、診療所、有床と無床。言葉の意味と数の動向

社会の高齢者人口そのものと全人口に対する比率の増加、医療技術の進歩、情報技術の浸透に連れて、医療環境への注目と利用頻度は上昇中。医療施設そのものの数はどのような実情なのだろうか。厚生労働省の定期調査「医療施設調査・病院報告」の公開値から確認する。なお「医療施設調査・病院報告」は毎年実施されている調査で、現時点では2018年分のものが最新のデータとして公開されている(2019年9月25日発表)

精神科は増加の一途、産婦人科や小児科は減少

主要診療科ではあるが、おおよそ1990年、バブルの終わりごろまでは増加を示していたものの、それ以降は整形外科や内科、小児科、外科は漸減、皮膚科や眼科、泌尿器科は横ばい。

それらの動きとは別に目立つのが精神科の動き。まるで他の診療科目とは別モノであるかのような動きをしている。元々日本には少なかった科目であることに加え、需要の増加に伴い供給数も増加している実情に合わせたものと考えられる。

↑ 診療科目別にみた一般病院数(主な科目のみ、1978年を1.00とした時)

↑ 診療科目別にみた一般病院数(主な科目のみ、1978年を1.00とした時)

↑ 1978年から2018年における一般病院数の増減率
↑ 1978年から2018年における一般病院数の増減率