アフガンで銃弾に倒れた中村哲医師の死亡のショックが続いています。アフガニスタンで医療の枠を超えて、医療から水へ、そして農業、教育、貧困問題まで幅広く活躍された日本人としては稀有な存在でした。73歳になった今も、後20年の計画を考えておられたとのことです。同じ福岡県出身の郷土の大先輩の遺志をどう引き継ぐことができるか、微力ながら考え続ける毎日です。

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医療の前に安全な水を”…銃弾に倒れた中村哲医師が描いたアフガン復興への道筋AbemaTIMES2019.12.05

 

国内外の水事情に詳しいグローバルウォータ・ジャパン代表の吉村和就氏は「ニューヨーク国連本部にいた時に彼の話を聞いて感銘を受けた。医療から水に入り、さらに農業に入って、サツマイモ、トウモロコシの作り方を女性たちに教えた。国連のSDGs17項目があるが、中村さんが手がけた貧困、飢餓、健康、ジェンダー、水問題は、これらを全て含んでいる。こんな日本人はいない。本当にすばらしい方だと思う」と話す。