日本の障害者雇用は多くは非正規社員として働き、健常者よりも低賃金の場合が多く、労働者は給料と障害者年金を合わせて生活しているケースがほとんどであろう。スウェーデンでは障害者を同一労働・同一賃金で健常者と同様の給与で雇用する国営企業サムハル社があります。サムハル社は、従業員は2万~2万3000人、その内の約90%が障害者。補助金を除いて年間1,000億円もの売り上げがあり、営業利益率は7%に達しているという。福祉国家とはそういうレベルを言うのではないか。
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サムハル(Samhall)~スウェーデンの障害者雇用に対する考え方
障害者ドットコムニュース (風刺記事) (プレスリリース) (ブログ)2020.1.24
 日本では障害者法定雇用率が2.2%に引き上げられ、障害者雇用に対して、間口が広がっています。しかし、オープン就労だと多くの企業の雇用形態は非正規社員かつ、健常者よりも低賃金の場合が多く、労働者はその給料と障害年金を合わして生活しているケースもあります。

一般就労で就職に叶わない場合の選択肢は、就労継続支援A型で働くか、就労継続支援B型に雇用契約を交わさず通所しているか、障害年金、生活保護を受給して生活している障害者も多いのではないでしょうか?

では、日本以外の国の場合、障害者雇用はどのような形態になっているのでしょうか?一般的に福祉国家とされるスウェーデンの障害者雇用についてみていきましょう。

スウェーデンでは日本の障害年金に当る、補助金は障害者本人に対してではなく雇用している企業に支払われ、障害を持っている従業員に対して給料を支払う際に会社の補填に使われます。

スウェーデンでは企業や官公庁に障害者雇用を義務付けてはいません。しかし、さまざまな障害を抱えている人達(その中にはホームレスや移民の方もいます)が、同一労働同一賃金で働けて、一般の企業にステップアップすることを目標とする国営企業があります。それがサムハル社(Samhall)です。

スウェーデンの国営企業であるサムハル社は、従業員は2万~2万3000人、その内の約90%が障害者です。補助金を除いて年間1,000億円もの売り上げがあり、営業利益率は7%に達しています。また、日本の企業と違い、同一労働同一賃金で、給与面では健常者と変わりません。