介護サービス受給者は増加しているのに、介護事業者の倒産が続く。何故?市場が成熟期に入って競争が激化して倒産増加ならわかるが市場が拡大中に倒産件数が増えるのは市場原理に反する。競争に敗れたと一言でかたずけられるものであろうか?。この事業は官製市場であり、通常の市場原理が働かないことを忘れてはならない。それだけ官製リスクが高い事業なのである。
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介護サービス受給者の増加で市場は拡大、老人福祉事業者の倒産は過去最高
MONEYzine2020.2.8
 介護サービス市場はサービス利用者の増加で拡大しているものの、経営に苦戦。倒産に至ってしまう事業者は多いようだ。

厚生労働省が1月30日に発表した「介護給付費等実態統計月報(令和元年10月審査分)結果の概要」によると、令和元年10月の介護予防サービス受給者は78万4,800人で前年同月の73万2,700人から、介護サービス受給者は442万4,700 人で同435万9,500人からそれぞれ増加した。

また、保険給付額と公費負担額、公費の本人負担額を含めた受給者1人当たりの費用額(市区町村が直接支払う費用は含まない)は、令和元年10月が介護予防サービスで2万7,900円、介護サービスで19万200円だった。前年同月の費用額は、介護予防サービスで2万7,500円、介護サービスでは 18万7,700円。