「ホームレス状態にある人々を感染クラスター化させることが絶対にあってはならない」と世界で対策が進む。感染拡大予防の観点からホームレスを含む経済弱者への経済対策や居住支援を行っている。それに対して日本では何らかの対策も検討されていないのか。情けない。自己責任論だけで弱者への対策を怠るといずれ社会全体にその影響は及ぶことになる。なぜそれがわからないのか。
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不要不急の外出自粛要請でも「外出」するしかない人たちーホームレスを感染クラスター化させてはならない
BLOGOS2020.3.28
 実はすでに熊本県ではホームレス状態にあった方が温浴施設に滞在している最中、新型コロナウイルスに感染していたことも報じられている。

これは恐ろしいことであり、今後、潜在的ホームレスが大勢いる日本では、どこで起こっても不思議ではない事態だ。

安定した住居がない人々が増大すれば、市中感染、パンデミックを引き起こすことは容易に想像できるだろう。

ホームレス状態にある人々を感染クラスター化させることが絶対にあってはならない。

そのため、英国・ロンドンでは早速、感染拡大防止の観点から、ホームレスの人々にホテルに宿泊するように対策を講じている。
ホームレスの人々のためだけではない。社会を防衛するためにも支援を強化するというのである。

感染防止の視点からも、ホームレスを含む市民への経済対策、居住支援は極めて重要だと理解できるだろう。