最近認知症に関する治療薬の開発、研究が進んでいるが、福井大学医学部の研究チームがくも膜下出血の治療薬の成分に、アルツハイマー型認知症を引き起こす酵素の活性を抑える働きがあることを発見。13年からこの成分に着目、酵素の活性を抑えることで、物忘れなどの早期患者が認知症を発症するスピードを遅らせる効果が期待できると発表した。既にある治療薬であるため、実用化には時間を要しないのではないかという。大いに期待したい。

認知症発症遅延に期待できる薬成分
アルツハイマー型、福井大学チーム突き止め

福井新聞2020.3.31
 くも膜下出血の治療薬の成分に、アルツハイマー型認知症を引き起こす酵素の活性を抑える働きがあることを福井大学医学部の濱野忠則准教授(54)の研究チームが突き止め3月30日、福井県永平寺町の同大松岡キャンパスで発表した。認知症発症前の早期患者の進行を遅らせる効果が期待できるという。今後、脳内の酵素の分布などを詳しく調べ、認知症の進行予防薬の開発につなげたい考え。