札幌市老健施設「茨戸アカシアハイツ」の新型コロナ感染がここまでひどい状況になったのは札幌市だけの問題ではないようである。施設の応援に入った介護職員からの報告で現場の実態が明らかになりつつある。施設内に陽性と陰性の人が混在し(階は分けているが)、それぞれにおいてケアが行き届いていないこと。従来のスタッフが感染等で少なくなり、応援の介護職員が勝手がわからず、現場が混乱していること。即ち、現場の司令塔がいなくなってしまったのが、ここまで感染を拡大させる結果になってしまったのではないか。札幌市も現地対策本部を置いて対応しているが、遅きに失している。富山市の富山リハビリテーションホームも同様である。初動の遅れが致命的である。
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「何を優先すべきか混乱」 クラスター発生の介護施設 応援の介護士が語る 札幌市
日テレNEWS242020.5.20
新型コロナウイルスで88人の集団感染=クラスターが発生し、これまでに15人が死亡している札幌市北区の介護老人保健施設で働く介護士が、施設内に陰性と陽性の人がいる状況について、ケアが行き届いていないと語りました。
(茨戸アカシアハイツに応援に来た介護職員)
「もともとのスタッフがいま来られないこともあり、応援の職員が仕事をしているので現場は混乱している。何を優先すべきか混乱している中での対応となり、行き届いていないケアが多くなっている」

(茨戸アカシアハイツに応援に来た介護職員)
「自分に何を求められているのか把握できていないので、現状を把握してそれぞれの人に適したケアを提供しなければならない」
札幌市では今月16日に、現地対策本部を設置し対応にあたっていますが、対応の遅れも指摘されています。

(札幌市保健所 山口亮感染症担当部長)
「施設の中にいる方々の病状によっては、入院してもらう方も出てくる。入院することで、その方々が医療を受けられる環境ができる。同時に入所している方の数が少なくなってくることで、看護や介護する方の負担も減る。両面作戦でそこは進めている」