高齢者施設入居紹介のLIFULL介護が介護施設における新型コロナ感染予防対策について実態調査を行った。その結果、PCR検査も受けられず、防護服もままならず、マスクや消毒液の不足の中、入居者だけではなく施設職員双方の安全を守りながら施設を必死に運営している施設の姿が浮き彫りになった。継続してサービスを提供できるようにするために、
・職員を2グループに分け就業
・発症した際のヘルプ要員を自宅待機させる
・新型コロナウイルス感染症対策の研修
・緊急時の対応について、他の施設と共有を行う
等、ありとあらゆる知恵を絞って現場は戦っている。その姿を多くの国民に知って欲しい。本当に涙が出る。
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LIFULL介護「介護施設における新型コロナ感染予防対策」実態調査、約7割の施設が外出制限・面会の自粛および禁止を要請、マスク・消毒液の在庫不足を不安視、入居者のマスク着用率50%に留まる
PR TIMES (プレスリリース)2020.5.21
株式会社LIFULLの子会社である株式会社LIFULL senior(本社:東京都千代田区、代表取締役:泉 雅人、以下「LIFULL senior」)は、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、介護施設での感染への不安が増していることを受け、業界最大級の老人ホーム検索サイト『LIFULL介護』に掲載している全国の老人ホームをはじめとする介護施設を対象に、「感染予防のためにどのような対策を講じているか」についてアンケート調査を実施いたしました。

① 新型コロナウイルス感染症の対策は、ほぼすべての施設が実施

② 入居者が取り組んでいる対策、「手指の消毒」、「検温」、「手洗い・うがい」
施設におけるマスクの在庫不足が一因に、マスクの着用率は50.5%に留まる、
7割以上の施設が居住者の外出を制限、約6割の施設が施設内でのレクリエーションを中止

③ 職員が取り組んでいる対策、「マスク、手洗い・うがい、手指等の消毒、検温」97%以上実施
オンライン面会やサーモセンサーを導入、就業を2チーム体制に

④ 面会における取り組み、 約7割「面会は中止」、面会場所や時間の制限で対応する施設も
約7割が面会を中止、家族との面会はオンラインで対応する施設も

➄新型コロナウイルスの対策で困っていることは「マスク・消毒液の不足および価格の高騰」