未だ全国でPCR検査が受けられずに目詰まりを起こしている実態が次々に報告されている。先日は千葉県が保健所以外の外部委託の医療機関との契約を止めていたという話があった。富山県では開業医が保健所に依頼しても6割が断られたとのこと。一体どうなっているのか?国が旗振りをしても現場で目詰まりを起こしている。最大の要因は都道府県、市町村の保健所行政にあると言わざるを得ない。何故、国民の命が自分たちの都合で軽んじられるのか、信じられない。自分たちでできないのであれば、さっさと外部委託をすればよいではないか。外部委託をすれば国と県とがその経費を折半しなければならないので、経費がもったいないとでも言うのか?それとも検査をして感染者が出たら、収容施設がないので検査をしないというのか?あまりの無策、東京都医師会を見習うべきである!
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PCR検査依頼 6割受け入れられず(富山県)
北日本放送2020.5.21

県内の開業医などによる県保険医協会が21日、
新型コロナウイルスへの対応に関する要望を県に行いました。要望の基になった開業医のアンケートでは、PCR検査を依頼したうち受け入れられなかった例が6割を超えるなど、課題が浮き彫りになっています。

県保険医協会の県に対する要望は、協会に所属する開業医に先月下旬に行ったアンケート結果を基に、支援を求めています。
アンケートによりますと、新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者を診察した開業医が保健所などにPCR検査を依頼した数は77件ありましたが、検査が受けられなかったのは6割を超える48件にのぼりました。濃厚接触者ではないことや症状が軽症などが理由とされたということです。県保険医協会は医師の判断で検査が実施できる体制の拡大を求めています。

またアンケートでは、医療にあたり新型コロナ感染を防ぐために必要な資材が不足しており、特に防護服や
フェイスシールドが7割を超える開業医で不足していることがわかりました。 県保険医協会は地域の開業医に対する直接的な支援を求めました。