令和2年3月末医療施設動態調査が厚労省から報告された。前月から病院数は9施設減少し、反対に一般診療所は51施設増加している。問題は病床数である。病院の病床数は1か月間で2711床減少、一般診療所の病床数は179床減少し、合計2890床減少しているが、日本の病床数は世界一と言われる。しかし、問題はその中身である。

今回の新型コロナにより日本の病院の問題点も明らかになった。日本の病院数は8273施設に対して米国の病院数は6146施設と圧倒的に多い。しかも、人口1000人当たりの急性期病床は米国2.44床に対して7.79床と世界一と多いと言われる所以である。

しかし、急性期の中でもICU病床は人口10万人当たり7.3床と米国の34.7床の5分の1に過ぎないのである。現在の日本の集中治療体制では新型コロナ感染症のオーバーシュート(爆発的患者急増)による重篤な患者の増加には対応できないと言われる。更に、日本ではICUの少なさだけではなく、それらの多くに専従医/専門医が配置されていないことも指摘されている。

又もう一つの問題は、日本の病床数の内、精神病床(325,634床)と療養病床(312,140床)を合わせると全体の約50%を占めるのである。病床数は多いものの、その内半数が世界一といわれる精神科病床と療養病床(老人病院)が占めているという世界でも例を見ない構造となっている。

ここに日本の医療の問題点がある。一般診療所が全体の病院数の約6割を占め、病床数は多いものの、その半数が精神科、老人病院と化し、残りの病床もICUも少なく、新型コロナ等の新しい感染症の爆発的な感染には耐えられないということが明らかになってきたのである。新型コロナを契機に日本の医療体制の抜本的な改革が必要である。
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          医 療 施 設 動 態 調 査 ( 令 和 2 年 3 月 末 概 数 ) 
 
病院の施設数は前月に比べ      9施設の減少、病床数は    2,711床の減少。
一般診療所の施設数は        51施設の増加、病床数は        179床の減少。
歯科診療所の施設数は        13施設の増加、病床数は              増減無し。 
令和2年3月病院数&病床数
 












 

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