市立川崎病院が高齢者福祉施設を巡回し、感染予防対策を助言している。既に沖縄でも行われているが、全国でこのような取り組みがなされることを希望する。一般の有料老人ホームやサ高住、通所でも同様の講座が活発に開かれることが望まれる。
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<新型コロナ>感染予防対策を助言 高齢者福祉施設で講座 市立川崎病院
47NEWS2020.6.29
 新型コロナウイルスの感染者を受け入れている市立川崎病院は、経験を生かし、高齢者福祉施設のスタッフらを対象に、感染予防対策などに関する出前講座を始めた。
 初回は介護老人福祉施設「大師の里」(川崎区)で二十三日に実施。感染管理認定看護師の井原正人さん(48)が、新型コロナウイルス感染症とはどんな病気かを説明。第二波に備えての対策などを話すと、職員ら約二十人が熱心に耳を傾けた。

出前講座は川崎、幸区の施設を巡回。八月初旬までに少なくとも計七カ所を回る予定。施設ごとの取り組みの相談にも乗るという。