新型コロナで生活保護申請が急増していることは再三報道されているが、4月の申請件数は2万1486件で前年同月に比べ24.8%増えたとのこと。しかし、受給者数は205万9536人で前月から7124人減少とのこと。例年4月の受給者数は就職などで減少する傾向にあり、コロナの増加分と相殺されたとみられるというが、本当であろうか?これらの報道のおかしなところは申請者の内、何人が受理され、何人が不受理となったのか、前月から受給者は就職等の理由で何人減少したのかの詳細が発表されないことである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コロナで生活保護の申請25%増、雇用情勢悪化と厚労省
47NEWS2020.7.1

厚生労働省は1日、4月の生活保護の申請は2万1486件で、前年同月に比べ24.8%増えたと発表した。新型コロナウイルスによる雇用情勢の悪化が影響した。厚労省によると、前年同月からの伸び率は18年4月以降で過去最大だった。 

担当者は「4月は緊急事態宣言による休業要請で生活に困った人が多く、申請が急激に増えたとみられる」としている。4月から受給を始めた世帯は全国で1万9362世帯となり、前年同月比で14.8%増加した。 

受給者数は205万9536人で前月から7124人減。例年4月の受給者数は就職などで減少する傾向にあり、コロナの増加分と相殺されたとみられる。