東京女子医大で全看護師の2割に当たる400人が希望退職を出したとのこと。事の発端はコロナ感染による経営悪化で夏季一時金を支給しないと労組に回答したことから始まっているようであるが、恐らくコロナによるストレスも相当なものであろう。一気に爆発した形ではないかと思われる。法人は強気の様であるがことはそれだけではすみそうにない。
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東京女子医大の看護師から怨嗟の声…感染リスク覚悟で対応も「夏のボーナスゼロ」の衝撃
Yahoo!ニュース2020.7.8
 日本の感染症への対応は、世界において卓越した模範である」 グテーレス国連事務総長がこう評価した日本の新型コロナウイルス感染対策。その屋台骨となっている病院、医療施設の関係者らに衝撃が走っている。 きっかけは2日の参院厚労委。日本共産党の小池晃書記局長が、新型コロナ対応で経営危機に直面している医療機関の支援措置を政府に要請。その際、東京女子医大(東京)の名を挙げ、同大が「夏季一時金を支給しない」と労組に回答したことを示した上で、さらに看護師の退職希望が法人全体の2割にあたる400人を超えている、と指摘したのだ。 同大労組のホームページによると、大学側は<コロナ感染の影響は想像以上に大きい。4月、5月の2カ月間で30億円近いマイナスとなっている。現状では上半期賞与を支給する要素は全くない>とし、ボーナスゼロの回答に至ったらしい。