社会福祉法人だけでなく、介護施設や事業所は地域の社会的インフラとして災害にはセーフティーネットとしての機能を果たしてきたが、コロナはそれすらも遮断してしまう。介護拠点がセーフティーネットとしての機能を果たすためには何よりも施設が安全でなければならないし、ご利用者も安全でなければならない。それが確認されればセーフティーネットは復活するのではないかと考える。都内のホストクラブにPCR検査を都の負担で行うという。2時間で検査結果が出る時代、社会インフラを守る拠点に対して、検査、隔離、検査、隔離を繰り返すしかないのではないか?
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【尊厳ある介護】 社会福祉法人 コロナで鎖国時代
Yahoo!ニュース2020.7.8
 地域に開放されていた施設が閉鎖的に 感染地域では利用者戻らず
前回、新型コロナウイルスによって、福祉介護施設のコミュニケーションや介護の方法が変わったと書きましたが、変わったのはそれだけではありません。 

パラダイムシフトは社会福祉法人の在り方にもおよんでいます。 これまで、私たちは地域に貢献するため施設を開放するとともに、災害時はセーフティーネットとしての役割を果たすよう取り組みました。 

地域住民と一緒に夏祭りなどのイベントを行ったり、認知症予防カフェの運営、ボランティアや研修生の受け入れを積極的に実施してきたのです。災害時には地域住民の入浴支援やボランティアの宿泊施設として施設を開放しました。また、福祉避難所として行政と協定を締結しています。 しかし、それが新型コロナウイルによって中断されたのです。