介護労働安定センターの「令和元年度介護労働実態調査」で、介護職員の平均給与は月給21.2万円で、改善傾向がストップしたことが明らかになった。5年間続けて改善されていた賃金がストップした背景に何があるのか?現在の介護報酬体系ではここまでが限界ということか?企業努力だけではこれ以上の賃金アップは難しいということか?このままでは人手不足は解決されない。今こそ公助が求められる。
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【賃金調査】介護労働安定センター/介護労働実態調査 介護職員は月給21.2万円 改善傾向がストップ
労働新聞社2020.9.17
介護労働安定センターの「令和元年度介護労働実態調査」によると、月給制で働く介護職員の給与は21.2万円だった。前年までの5年連続の改善傾向がストップし、1.1%減少している。訪問介護員は2.8%増の21.2万円、介護支援専門員は0.5%減の25.7万円となった。時間給者では、介護職員の時給額が1.6%増の1001円となり、初めて1000円を超えている。訪問介護員は1287円、介護支援専門員は1320円だった。