「新型無職中年」が増加の一途を辿っているという。その原因は親の介護。新型無職中年への転落リスクの要因の一つとして親の介護が挙げられる。どのようにして親の介護による転落リスクをさけることができるか?結論は早めの準備ということに尽きそうだ。施設に入れるには金がかかる。自宅で介護をするのにはどのような方法や費用がかかるのか、これは人生の一大事業に等しい。保有する資源で最大限の効果を上げねばならない。計画なくして成功無し、行き当たりばったりの介護が新型無職中年を生み出す。
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親の介護”で無職中年になるリスクの回避法とは?
ニコニコニュース2020.9.24
40~50代の失業、数値には反映されない“新型”の無職中年が今、増加の一途を辿っている。現役世代を突如として奈落の底に突き落とす“社会の落とし穴”はいかにして生まれたのか!?

ふとしたきっかけで襲いくる新型無職中年への転落
リスク。「親の介護」が転落の要因のひとつであることが当事者への取材から見えてきたが、40~50代にとって老いゆく親の存在は誰にも共通するもの。どうすれば親の介護による転落リスクを避けることができるのか? 自身と妻の両親、計4人の介護を10年にわたって続けながらも精力的な活動を続ける作家で投資家の山本一郎氏はこう語る。

「介護施設に入れようと思ったら、入所費用だけで安くて200万円、高ければ2000万円以上飛んでいく。『サラリーマンは絶対に介護離職すべきでない』といった専門家の指摘はごもっともですが、施設にお願いするなら誰もが大金を払えるわけではありません」

親の介護も大切だが、その後も続く自分の人生を守ることも重要。親が元気なうちに家族会議や支援制度について学ぶことで、リスクを未然に減らせるのだ。