コロナ禍で女性の生活困窮や自殺の問題が取り出されている。国連が女性保護政策の統計を発表したが、日本では無報酬の育児や介護の携わる女性への支援策がないと指摘されている。一世紀前のお爺ちゃんたちがやっている政治の世界ではいつまでも改善されない。女性がもっと政治の場に出るべきである。女性は世の中を変える力を持っている。
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コロナ禍、女性対策が不足
国連発表、日本は介護支援に難

福井新聞2020.9.29
【ニューヨーク共同】国連のUNウィメンと国連開発計画(UNDP)は28日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の女性保護政策の統計結果を発表した。(1)女性への暴力対策(2)無報酬介護の支援(3)女性の経済保障強化―の3点全てに措置を取ったのは206カ国・地域のうち約12%の25カ国にとどまり、取り組み不足が鮮明になった。

 統計によると、日本は暴力対策と経済保障強化の措置はあるが、無報酬の育児や介護に携わる女性への支援策はないという。

 UNウィメンの事務局長は「感染拡大は女性に強い打撃を与えている」として、各国政府に「正しい政策決定」を呼び掛けた。