イギリスには孤独担当相が設けられているが日本にはない。孤独リスクが社会を蝕む。日本では約1千人が孤独状態にあるといい、年間3万人が孤独死を迎えるという。ささいなことから転落する人もおれば、少しのきっかけで再び社会に戻れる人もいる。その少しのきっかけを作る社会にしなければならない。孤独死寸前の生活を救った「竹ぼうき」の話です。「一見暗闇に閉ざされたように見えても、そこから人が幸せに生きる道はきっと無数にある」ことを教えてくれるお話です。
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転職30回、ひきこもり…孤独死寸前の生活を救った「竹ぼうき」の音

「できることよりも、できないことを認める社会であってほしいね」

withnews(ウィズニュース)2020.9.30

 日本では現在およそ1千人が孤立状態にあり、年間3万人が孤独死を迎えるという。ささいなことから転落する人もいれば、少しのきっかけで再び社会に戻れる人もいる。転職を30回繰り返し生活保護に。ひきこもりとなり、このままでは孤独死を迎えていたかもしれない男性は、ふとした瞬間につかんだ「竹ぼうき」に救われた。「できることよりも、できないことを認める社会であってほしいね」。暗闇から一筋の生きる道を見つけた4年半の日々を聞いた。