SOMPOケアが東京建物の介護子会社シニアライフサポートを買収し、関東圏の19施設をグループに組み入れる。シニアライフサポートの老人ホーム、サ高住、在宅サービス事業をグループに入れることで首都圏の介護事業を強化する狙いがある。相変わらずの水平的統合が主であるが、そろそろ次の展開を考えないのであろうか?次のビジネスモデルが見えない。もっと市場の変化に目を向けるべきだと思う。
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SOMPOケア、東京建物の介護子会社を買収     
日本経済新聞2020.9.30

SOMPOホールディングス(HD)傘下の介護大手、SOMPOケア(東京・品川)は30日、東京建物傘下の東京建物シニアライフサポート(東京・中央)を12月1日に完全子会社にすると発表した。東京建物から全ての株式を取得する。取得金額は非開示。首都圏の介護事業を強化し、業績への貢献も期待する。

東京建物シニアライフサポートは東京都、神奈川県、埼玉県で19施設を運営しており、SOMPOケアが戦略的に重要としている地域と合致し、多くの施設が好立地で入居率も高いため買収を決めた。

また老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、在宅サービスまで幅広く提供しているため、SOMPOケアの既存事業との相乗効果が得られると判断した。東京建物シニアライフサポートの2019年12月期の売上高は50億円。SOMPOケアは子会社化して数年以内に数億円の利益貢献を見込む。