長谷川先生の今














認知症研究の第一人者長谷川和夫氏が衝撃の認知症発症の報から3年間。研究者としての先生の活動は認知症になった今も健在です。今も執筆活動をされておられ、その健在ぶりに感動です。長女の南高まりさんが先生の近況を報告されています。認知症を穏やかに受け入れているその背景にはキリスト教徒としての信仰もあるといいます。印象に残った先生の言葉を2つ紹介します。
”頭を働かせる習慣を持つことは認知症予防によいとされていますが、私の場合、もっともよいのは「書くこと」でしょう“
”良い人材を抱えている施設は、すばらしい財産を持っています。介護は100%人がする仕事なのです”
流石、長谷川先生です。いつまでもお元気でメッセージを送り続けて頂きたいと思います。ありがとうございます。
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認知症になった認知症専門医・長谷川和夫さん 認知症700万人時代へのメッセージ…長女・南高まりさんに聞く
読売新聞2020.12.4
認知症医療の第一人者として知られる医師の長谷川和夫さんは、2017年秋、自身が認知症になったことを公表しました。この3年間、長谷川さんは執筆などの活動を続け、4冊目の著書がまもなく出版される予定です。認知症の人が700万人になろうとしている時代に、認知症になった認知症の専門家は、どんなメッセージを送ろうとしているのでしょうか? コロナ禍で外出を控えている長谷川さんに代わって、長女の南高まりさんがお話を聞かせてくださいました。長谷川さん自身の言葉とともに紹介します。(ヨミドクター 飯田祐子)