アーケードハウス













昨日のテレビ東京「ガイアの夜明け」は是非、見るべきだった。高齢化や人口減少など山積する日本の地域課題を住まいから解決する取り組みを紹介するユニークなものだった。北九州市の「アーケードハウス」や神戸市長田区の高齢者施設「はっぴーの家ろっけん」の取り組みは地域の人の知恵を生かした、新しいコミュニテ―の在り方を提案している。遠くの親戚より近くの他人、本当に頼りになるのはこのようなコミュニテ―になっていくのかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コロナ禍で集まれない...遠くの親戚より近くの他人、子育ても介護も長屋のように助け合う「はっぴーの家」のいま:ガイアの夜明け
テレビ東京2021.1.19
現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜夜10時)。1月19日(火)の放送では、高齢化や人口減少など山積する日本の地域課題を、住まいから解決する取り組みを紹介。新型コロナウイルスによる逆風の中、続々と誕生するアイデアに迫る。

「アーケードハウス」で人を呼ぶ!シャッター商店街を救う秘策


新型コロナの影響で人々の生活が一変する中、「地域課題」が山積みの日本。しかし、そんな身近な問題を、住まいで解決する「課題解決型住宅」が次々と生まれている。

福岡県北九州市にある「寿通り」は戦後から商店街としてにぎわい、地元の人たちの生活を支えてきた。しかし近年は時代の波にのまれ、多くの商店街同様、シャッター通りと化していた。
去年3月、福岡さんの想いに共感した一級建築士の田村晟一朗さんが訪れたのは、廃業した時計店。荒れ放題になっていた建物を隈なく調べる。実は福岡さんと田村さんは、この時計店など3店舗をぶち抜き、「アーケードハウス」として集合住宅に生まれ変わらせようとしていた。店を呼ぶのではなく、2階に住まいを作る。「人が戻れば店も増える」という逆転の発想だ。

ギブアンドテイクで助け合い!介護の人手不足も解消


高齢化社会と呼ばれて久しい日本。兵庫県神戸市長田区は、2025年には65歳以上の人口が35%になると言われるほど高齢化が顕著な街。日本有数の「都市型高齢化地域」とあり、住まいで問題を解決するユニークな取り組みが注目を集めている。

4年前にできた高齢者施設「はっぴーの家ろっけん」は、6階建ての2階から上でお年寄り32人が暮らしている。ところが1階へ降りると、親子連れや学生、外国人といった介護とは無縁の人々で大賑わい。コミュニティスペースとして近所の人の憩いの場となっていた。母親が買い物している間、入居者に子どもを見てもらう一方で、入居者の話し相手をしたり、資格が必要ない簡単な介助をする。そこには世代を超えた交流が生まれ、介護スタッフの負担軽減にも繋がっていた。