おひとりさま費用














上野千鶴子氏が「施設はもういらない」と言われています。自宅で最期を迎えることは可能で、その費用は施設や病院よりもはるかに安くつくというご意見です。具体的な試算をもとに、訪問診療、訪問介護・看護、自費ヘルパーを使えば月額75,570円で済むと言うものです。上野さんのご意見では施設入居になればこの費用にプラスホテルストがかかるぶんだけ負担が大きくなると。現在の建築コストから考えて最低でもホテルコストは4万~6万程度は皆かかります。更に、食費を加えると最低でも14~15万円となります。問題は在宅で最後を迎えるにあたって、フルパッケージで医療と介護の体制が取れる地域がどこまであるかということと、食費までを含めるとどうしても10万円は下らないということかと思います。であれば、我々が提唱する10万円で全て賄える施設があれば身寄りのないお一人様にとってはメリットがあるのではないかと考えますがいかがしょうか?
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急増する高齢者世帯の独居率…「おひとりさま」が自宅で迎える最期にはいくら必要?
(上野千鶴子氏)
文春オンライン2021.1.20
高齢のおひとりさま世帯が急増している。2007年時点で15.7%だった高齢者世帯の独居率が、2019年にはなんと27%にのぼるという。

 累計111万部突破のベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズの著者であり、おひとりさまで過ごす老後生活の素晴らしさを説いてきた上野千鶴子氏は最新刊『在宅ひとり死のススメ』で、施設でもなく、病院でもなく、おひとりさまが自宅で自分らしい最期を迎える方法を提案。在宅で最期を迎えることの幸福、そして実際にかかる費用について、本書より抜粋して紹介する。

日本を「収容所列島」にすべきか?

 施設はもういらない、というのがわたしの立場です。施設が足りないというけれど、これ以上作らなくてもいい。作ったが最後、施設は持ち重りします。建物は管理しなければならないし、雇用は維持しなければならないし、ベッドは埋めなければなりません。施設を作りすぎた地域では、年寄りの奪い合いが始まっているとも聞きました。2015年施行の医療・介護一括法(医療介護総合確保推進法)で、施設入居の条件が要介護3以上に厳格化されてから、待機高齢者は激減しました。それでも待機高齢者を全員収容するだけの施設をつくれば、29万人分の施設が必要になります。それでは日本は「収容所列島」になってしまうでしょう。


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当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした”未来”をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
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