訪問看護だけではないはず。訪問介護も同様のことが起きているのではないか?訪問看護を希望する方が昨秋から急増しているとのこと。感染が怖くて、家族と面会ができないなら退院して自宅で最期を過ごしたい」「感染が怖いからデイサービスをやめた」等、在宅での看護、介護、リハビリを求める声が大きくなっている。しかし、現場は人手不足で対応できない。医療崩壊だけがマスコミをにぎわせるが、介護施設や在宅介護、看護サービスも限界を迎えている。
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訪問看護、綱渡り 「患者に感染させたら…」常に不安、人手は限界
中日新聞2021.1.21
新型コロナウイルスの感染拡大が、自宅や施設で暮らす高齢者や難病患者をケアする訪問看護の現場に影を落としている。コロナを理由に自宅療養を望む人が多くなり、増える依頼に対応できていない。加えて「絶対に感染させられない」と、看護師は神経を擦り減らす日々を送っている。 

女性が所属する訪問看護ステーションでは、看護師五人と理学療法士二人が、末期がんや難病患者ら六十人弱を担当。自宅や施設を訪れ、点滴や人工呼吸器のチェック、リハビリなどさまざまなケアを担う。夜中に家族からの連絡で駆け付け、みとることもある。 

 昨年初め月二、三件だった新規依頼は昨秋から急増。「家族と面会できないから退院し、自宅で最期を過ごしたい」「感染が怖いからデイサービスをやめた。