世田谷モデルの限界













世田谷区が行ったPCR社会的検査が思うように成果を出し切れていない。対象とした1500施設の内、検査を受けたのは26%の403施設にとどまっているという。何故か?しかも検査の結果陽性が見つかった11施設は2回目以降の受診を受けていない。知人の施設でもそういう声を聞く。要は、検査結果により万が一、陽性者が出た場合には業務に支障をきたし、外部からの応援も得られずパニックに陥る怖さが検査を躊躇させるのである。
今回の場合でも検査が先行してもその結果生じた感染に対して世田谷区や東京都がきちんとバックアップできる体制を作りきっていなかったことがこの結果を招いたのではないか?しかし、ここで止めるわけにはいかない。徹底した検査と洗い出し、そして速やかなバックアップ体制を作ることが求められている。それでしか感染は防げない。世田谷区は直ぐに次の手を打つべきである。
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介護職PCR 26%どまり 世田谷区 施設運営影響懸念か
読売新聞2021.4.3  
世田谷区が行っている介護職員らを対象にした新型コロナウイルスの一斉PCR検査で、受検率が26%にとどまっていることが、区への取材でわかった。陽性者が見つかった11施設は2回目以降の検査を受けておらず、区は積極的な受検を呼びかけている。  

区は昨年10月に一斉PCR検査を始めた。検査は無料だが、区によると、対象の1500施設のうち、検査を受けたのは403施設だけ。特別養護老人ホームなど高齢者の入所施設に限っても、225施設のうち受検したのは115施設で、51%にとどまっている。   

また、検査を受けた403施設のうち、陽性者が出た11施設は、いずれもその後、2回目の検査を受けていない。区は再び陽性者が出た場合の施設運営への影響を懸念しているとみている。