高齢者ワクチン














高齢者ワクチン接種で神奈川県大和市の「大和モデル」が注目されている。高齢者を接種会場に来てもらうのではなく、高齢者が多くいる団地を接種会場にして、その周辺の高齢者にも来てもらう方法である。高齢者の割合が50%を超える県営団地でワクチンを接種するのは遠い接種会場に来てもらうより、合理的である。是非、全国でもこの方法を参考にしてもらいたいものである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
移動の負担軽く 独自モデル 周りが坂道 高齢者5割の団地
Nippon.com2021.4.16  
ワクチンの接種会場に行くことが難しい高齢者の皆さんに向けて、独自の方法をとる街がある。16日は、神奈川県の大和市から、木村拓也キャスターが中継でお伝えする。大和市では、「大和モデル」として、県営団地を使ってワクチン接種を行うことを考えている。 

 大和市というのは、急行で渋谷から40分ほどで移動できるアクセスの良さがあり、東京のベッドタウンとして、およそ24万人が住んでいる。 

 高齢者の割合としては、4人に1人。ただ県営団地は、2,000人が住んでいて、うち1,000人が高齢者、つまり2人に1人が高齢者という、高齢化率がとても高い場所。 
 
この場所にワクチン接種会場を設けようというのが、「大和モデル」。規模感としては、医師1人から2人と小規模。待機場なども設けるということだが、対象となるのは、県営住宅団地に住む人、近隣の高齢者の人だという。