恐らくコロナ禍の影響も大きいと思います。鹿児島県で高齢者の虐待が昨年度より2割増加したとのニュースが流れてきました。県の介護保険室は、新型コロナの影響については「わからない」としたうえで「住民の高齢者虐待への関心の高まりを受けて、警察への通報や相談が増えたのではないかと考えていると報告しています。コロナは高齢者を更に追い詰める要因となったのではないかと思われます。
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家庭内での高齢者虐待 昨年度137件で2割余り増加
NHK2021.11.24  
昨年度、県内の高齢者が家庭内で受けた虐待の件数は137件と、前の年度より2割余り増えたことがわかりました。虐待された高齢者のうち75%が女性で、息子や夫から被害を受けるケースが目立っています。  
県のまとめによりますと、昨年度、高齢者が家庭内で虐待を受けたと市町村が認定したのは合わせて137件で、前の年度に比べて26件、率にして23%増えました。  

虐待を受けた高齢者のうち75%が女性でした。  

内容別では「身体的虐待」が全体の46%を占めたほか、「心理的虐待」が32%、入浴させないなどの「介護放棄」が12%などとなっています。  

また、虐待した側のうち、息子が全体の37%と最も多く、次いで夫が27%、娘が15%となっていて、息子や夫から被害を受けるケースが目立っています。