一人暮らしの高齢者、支出は月平均で総務省の同調査によると、消費支出は13万2476円となり、平均額を比べる限り、赤字は月々9402円。

ただし、ここで注意したいのが「住居費」となる。平均13万2476円の中には、住居費が1万3090円とされているが、これは持ち家世帯も含めての平均値であり、実際は借家の1か月当たり家賃・間代は5万5675円となるので、やはりこれでは年金だけでは到底生活ができないのである。

諸外国には低所得の方々の家賃補助があると聞く。日本では生活保護の家賃扶助か、公団の低価格賃貸での対応になるが、公団の数も供給不足と言われており、圧倒的に不足なのである。

高齢者が生活するうえで家賃リスクがネックになっている。これは高齢者施設も同様である。この問題が解決されない限り、高齢者の生活困窮は解決されない。
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一人暮らしの高齢者「孤独死や家賃滞納リスク」持ち家がないときの老後資金を考える
Yahoo!ニュース2022.10.12  
 定年退職を迎えて年金生活に入れば、ほとんどの方は世帯収入が下がるでしょう。その分生活水準を下げるつもりであっても、ネックになるのが「住居費用」です。  

もしも持ち家がない場合、高齢者の生活はどのようになるのでしょうか。今回は一人暮らしのケースで考えていきます。  

一人暮らしの高齢者、月収は平均でいくらかまずは、一人暮らしをする高齢者の平均的な収入を知っておきましょう。  

総務省の「家計調査報告 家計収支編2021年(令和3年)平均結果の概要」によると、65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の実収入は13万5345円、可処分所得は12万3074円です。  

また別の調査である厚生労働省「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の平均月額は5万6252円(男性:5万9040円、女性:5万4112円)、 厚生年金の平均月額は14万4366円(男性:16万4742円、女性:10万3808円)です。  

一人暮らしの高齢者、支出は月平均でいくらか 
 次に平均的な支出額をみていきましょう。総務省の同調査によると、消費支出は13万2476円となっています。  平均額を比べる限り、赤字は月々9402円。数字上は赤字になっても、実際に暮らすとなれば収入内でやりくりできると感じるかもしれません。  

ただし、ここで注意したいのが「住居費」です。先程の平均13万2476円の中には、住居費が1万3090円とされています。なぜこれほど安いのでしょうか。  

賃貸住まいの高齢者は老後資金に家賃分の上乗せが必要  
総務省の統計では、回答者の中に持ち家世帯も含まれます。高齢者では持ち家派が多いため、住居費が「0円」という回答に平均が引っ張られたと考えられます。  

今後も賃貸住まいを続けるという方は、老後資金として家賃分の上乗せが必要になります。総務省の「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要」によると、借家の1か月当たり家賃・間代は5万5675円です。

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コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした”未来”をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
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