高齢者の万引き














高齢者の万引きが増えている。万引き犯の3人に1人は65歳以上の高齢者の現実を知っていますか?そして、万引きの内容は食料品が多数を占めているという事実を。  

2022年検挙した万引き事件の被害品数は6万5,957点。年齢別にみていくと、「60~69歳」は8,200点、そのうち食料品は4,971点で全体の60.6%。「70~79歳」は1万1,583点、そのうち食料品は4,971点で全体の67.3%。「80歳以上」は7,360点、そのうち食料品は5,305点で全体の72.0%を占めているという。  

年齢が上がるにつれて食料品の割合は増えていきますが、やはり高齢者による食料品の万引きが突出している。犯罪に手を染めてしまう背景はさまざまだが、食べ物が買えないほど困窮している……生活苦が高齢者を犯罪へと駆り立てているひとつの要因であることは明確である。   

高齢者を犯罪へと駆り立てる「生活苦」と「孤立・孤独」 食べ物を万引きする高齢者。――食べ物も買えない、だから盗むしかない。高齢者を取り巻く、厳しい現状が見えてくる。   

東京都では60代後半の高齢者が23区で生きていくために最低限必要なお金である「生活扶助基準額=7万6,880円」を下回る「年金月7万円未満」の人は、厚生年金受給者の5.6%ほど。厚生年金受給者は3,700万人ほどなので、年金10万円未満は800万人以上、東京都23区の生活扶助基準額を下回る高齢者は200万人程度になる計算。ほかに収入があれば年金が低くても問題はないが、しかし総所得の100%が年金という高齢者は44.0%。低年金なうえ、ほかに収入を得る手段もない高齢者は、相当数にのぼる。この低所得高齢者を救うにはどうすればよいのか。おまけに深刻さを増すのは独居が多数を占めることである。 

高齢者が犯罪に手を染めてしまうのは、低収入による生活困窮に加えてもうひとつ、「社会的孤立」が要因だと指摘されている。

低年金で生活が困窮している場合、生活保護という最後のセーフティネットがある。年金が最低生活費を下回り、その最低生活費を下回る貯蓄しかない場合などは、最低生活費と年金との差額が支給され、最低限度の生活を送れるようになるが。しかし社会から孤立していると相談すべき相手が誰かもわからず、ただ困窮状態に耐えるしかなくなり、一線を超えてしまうのである。この悲劇の連鎖を止めねばならない。
お困りの方は犯罪に手を染める前に我々、ロングライフサポート協会に相談下さい。生活保護への申請並びに身元保証と金銭管理、死後事務委任と民間のセーフティーネットとしての微力ながらサポートをさせて頂きます。 http://lls.sakura.ne.jp/ 

年金月7万円「食べ物が買えない、盗むしかない」…生活苦で一線を超える「高齢者の実情」
YAHOOニュース2024.2.10  
 厚生年金受給者の平均年金は月14万円ほど。しかし平均の半分程度の年金しかなく、生活が困窮。一線を超えてしまう高齢者がいます。 万引き犯…3人に1人は「65歳以上の高齢者」 警察庁『犯罪統計書 令和4年の犯罪』によると、2022年、万引きの被疑者は5万7,804人。そのうち65歳以上の高齢者は2万0,844人。万引き犯、3人に1人は高齢者です。   

 年齢が上がるにつれて食料品の割合は増えていきますが、やはり高齢者による食料品の万引きが突出しています。犯罪に手を染めてしまう背景はさまざまですが、食べ物が買えないほど困窮している……生活苦が高齢者を犯罪へと駆り立てているひとつの要因であることは明確です。
 高齢者を犯罪へと駆り立てる「生活苦」と「孤立・孤独」 食べ物を万引きする高齢者。――食べ物も買えない、だから盗むしかない 高齢者を取り巻く、厳しい現状が見えてきます。