無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 認知症ケア

'14年、世界的な医学雑誌『BMJ』にこんな論文が掲載された。カナダの研究グループが8980人を対象に調査したところ、「BZ系の睡眠薬を3ヵ月以上使用した人は、そうでない人と比べ、1.5倍アルツハイマー型認知症になる確率が高かった」という結果が出て、世界に大きな衝撃を与えた。
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「睡眠薬を飲みすぎると認知症になる」は本当か? その実例
現代ビジネス2020.1.3
 眠れないからと、ついつい軽い気持ちで睡眠薬に手を出したばかりに、認知症を発症する――。

実際、本誌が、医師や薬剤師、介護施設のヘルパー、認知症の親を介護する家族などに取材をしたところ、「睡眠薬を飲んでから認知症になった」という実例が次々と出てきて、その数は優に50を超えた。

詳しい事例を紹介する前に、まずは睡眠薬にどのような種類があるのか確認しよう。
病院で処方される睡眠薬は、大きく2種類に分類される。

一つは、冒頭にも紹介したハルシオン、ドラールサイレースなどのベンゾジアゼピン系=「BZ系」。もう一つが、マイスリールネスタなどの「非BZ系」だ。BZ系のほうが、効果が強い反面、副作用も強く出やすい。

BZ系の抗不安薬・デパスソラナックスなどを睡眠薬として、処方されている人もいる。

睡眠薬の使用率は高齢になるほど上昇し、60代では12%、70代で19.2%、80歳以上で24.8%となる。

意外にも女性のほうが使用率が高く、70歳以上の女性では4人に一人が服用している(データは'04年、国立保健医療科学院より。現在はさらに増加している可能性が高い)。

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認知症予防にコーヒーが良いとなれば、皆さんほっておかないでしょう。1日に2杯以上のコーヒーを飲んだ人は、そうでない人よりアルツハイマー認知症の発症物質が3倍少なくなったという研究発表です。
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一日2杯のコーヒー飲めば認知症リスクが3分の1に減少
東亜日報2019.12.31
 コーヒーをたくさん飲めば、認知症のリスクが減るという国内研究グループの分析結果が出た。
29日、キム・ジウク翰林(ハンリム)大学東灘聖心(トンタンソンシム)病院精神健康医学科教授と李東映(イ・ドンヨン)ソウル大学病院精神健康医学教授の研究グループによると、1日に2杯以上のコーヒーを飲んだ人は、そうでない人よりアルツハイマー認知症の発症物質が3倍少なくなった。
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認知症高齢者の増加に伴い、認知症を良いことに都合の良い遺言書を書かせる事案が増加しているという稲葉治久弁護士の話。それに対する対抗手段はあるのか。医師の診断書を提出し、遺言書が無効であることを裁判所に認めてもらうか、少なくとも遺留分を請求できる「遺留分侵害額請求権」を主張するしか方法はない。最も有効な方法は意思能力があるうちに、公正証書遺言を残すのが確実ということである。転ばぬ先の杖。
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「亡くなるまで、周囲の家族はだれもが遺言書の存在を知らなかったんです…」
認知症高齢者をそそのかして「遺言書」を…対抗策はあるか?

幻冬舎ゴールドオンライン

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認知症研究の第一人者である長谷川和夫先生が自らが認知症になってわかったこと、それは「その人中心のケア(パーソン・センタード・ケア)」の重要性。認知症検査の長谷川式スケールで先生のことを知らない人はいないが、最後まで先生には認知症ケアについてお教えを頂きます。
長谷川和夫・猪熊律子『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』(KADOKAWA)をご紹介します。
長谷川和夫先生

































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認知症患者を子供扱いすべきでない本当の理由 医師が「患者」になってわかったこと
PRESIDENT Online 2019.12.29
 2年前に自らも「認知症になった」と公表した専門医がいる。医師の長谷川和夫氏は「嘘をついて、騙して受診させるケースもあるようですが、ボクは騙すのは反対です。何となくおかしい、尊厳をもって扱われていないということは、認知症になってからでもわかります」という――。

認知症ケアの指針「パーソン・センタード・ケア」とは

認知症になったからといって、その尊厳が失われるわけではありません。

こうした考え方を学問的に研究し、広めた人がいます。イギリスの牧師、心理学者、大学教授のトム・キットウッド(1937~1998年)という人です。認知症ケアの分野のパイオニアで、「パーソン・センタード・ケア(person-centered care)」を提唱したことで有名です。

「パーソン・センタード・ケア」とは、日本語に訳せば「その人中心のケア」。これは、その人のいうことを何でも聞いてあげるということではありません。その人らしさを尊重し、その人の立場に立ったケアを行なうということです。

言うは易く行うは難し「その人中心のケア」

そんなときに偶然、トム・キットウッドが書いた“DEMENTIA RECONSIDERED”(1997年刊)という本と出合って、これだ! と思ったのです。この考えをぜひ、日本中に広めたいと思いました。

あれからかなりの年月がたっても、「パーソン・センタード・ケア」の重要性は少しも変わっていないと感じます。「一人ひとりが違う」「一人ひとりが尊い」「その人中心のケアを行なう」……言葉でいうのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しい。ぜひ、認知症の人と接するときに、この言葉を忘れずにいていただけたらと思います。

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確かに健康診断に嗅覚に該当する項目はありませんね。「コーヒーの香りを感じにくくなったら認知症の予兆あり」と言います。嗅覚障害は重大疾患のサインとして重要であることを再認識しました。気を付けます。
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コーヒーの香りを感じにくくなったら認知症の予兆あり
NEWSポストセブン2019.11.17
 健康診断に嗅覚に該当する項目はないが、“鼻の衰え”は重大疾患のサインとなる。中でも注意すべきは、鼻そのものではなく脳の機能不全によって生じる「中枢性嗅覚障害」だ。川越耳科学クリニック院長の坂田英明医師が指摘する。

「脳の大脳辺縁系の機能不全によって生じる嗅覚障害です。脳腫瘍や脳梗塞などでも引き起こされますが、典型的なのは認知症。アルツハイマー型やレビー小体型では、最初に嗅覚障害で匂いがわからなくなり、その後に物忘れなどが生じると言われます」

嗅覚はとくに衰えを実感しづらい。そこで「匂い」そのものよりも、嗅覚とも密接に関係する「味」の感じ方の変化に着目するのがよいという。判断の基準となるのは「過去の自分」である。

「例えば、いつもと同じ分量で淹れたコーヒーが何となく薄くなったと感じたら、嗅覚障害を疑ってほしい」(同前)

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