無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 認知症ケア

認知症研究の第一人者である長谷川和夫先生が自らが認知症になってわかったこと、それは「その人中心のケア(パーソン・センタード・ケア)」の重要性。認知症検査の長谷川式スケールで先生のことを知らない人はいないが、最後まで先生には認知症ケアについてお教えを頂きます。
長谷川和夫・猪熊律子『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』(KADOKAWA)をご紹介します。
長谷川和夫先生

































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認知症患者を子供扱いすべきでない本当の理由 医師が「患者」になってわかったこと
PRESIDENT Online 2019.12.29
 2年前に自らも「認知症になった」と公表した専門医がいる。医師の長谷川和夫氏は「嘘をついて、騙して受診させるケースもあるようですが、ボクは騙すのは反対です。何となくおかしい、尊厳をもって扱われていないということは、認知症になってからでもわかります」という――。

認知症ケアの指針「パーソン・センタード・ケア」とは

認知症になったからといって、その尊厳が失われるわけではありません。

こうした考え方を学問的に研究し、広めた人がいます。イギリスの牧師、心理学者、大学教授のトム・キットウッド(1937~1998年)という人です。認知症ケアの分野のパイオニアで、「パーソン・センタード・ケア(person-centered care)」を提唱したことで有名です。

「パーソン・センタード・ケア」とは、日本語に訳せば「その人中心のケア」。これは、その人のいうことを何でも聞いてあげるということではありません。その人らしさを尊重し、その人の立場に立ったケアを行なうということです。

言うは易く行うは難し「その人中心のケア」

そんなときに偶然、トム・キットウッドが書いた“DEMENTIA RECONSIDERED”(1997年刊)という本と出合って、これだ! と思ったのです。この考えをぜひ、日本中に広めたいと思いました。

あれからかなりの年月がたっても、「パーソン・センタード・ケア」の重要性は少しも変わっていないと感じます。「一人ひとりが違う」「一人ひとりが尊い」「その人中心のケアを行なう」……言葉でいうのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しい。ぜひ、認知症の人と接するときに、この言葉を忘れずにいていただけたらと思います。

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確かに健康診断に嗅覚に該当する項目はありませんね。「コーヒーの香りを感じにくくなったら認知症の予兆あり」と言います。嗅覚障害は重大疾患のサインとして重要であることを再認識しました。気を付けます。
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コーヒーの香りを感じにくくなったら認知症の予兆あり
NEWSポストセブン2019.11.17
 健康診断に嗅覚に該当する項目はないが、“鼻の衰え”は重大疾患のサインとなる。中でも注意すべきは、鼻そのものではなく脳の機能不全によって生じる「中枢性嗅覚障害」だ。川越耳科学クリニック院長の坂田英明医師が指摘する。

「脳の大脳辺縁系の機能不全によって生じる嗅覚障害です。脳腫瘍や脳梗塞などでも引き起こされますが、典型的なのは認知症。アルツハイマー型やレビー小体型では、最初に嗅覚障害で匂いがわからなくなり、その後に物忘れなどが生じると言われます」

嗅覚はとくに衰えを実感しづらい。そこで「匂い」そのものよりも、嗅覚とも密接に関係する「味」の感じ方の変化に着目するのがよいという。判断の基準となるのは「過去の自分」である。

「例えば、いつもと同じ分量で淹れたコーヒーが何となく薄くなったと感じたら、嗅覚障害を疑ってほしい」(同前)

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医療分野のビッグデータ関連ビジネスに注目です。現在、メデイカル・データ・ビジョンは全国の病院と提携して医療機関向けに医療情報システムを開発しているといいます。もう既に2905万人のデータを保有しているそうです。医療だけではなく、介護分野のビッグデータも今後のビジネスになると思うのですが。特に、認知症のビッグデータは今後の介護にとって不可欠なはず。
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メディカル・データ・ビジョンは調整一巡、19年12月期大幅増益予想
財経新聞2019.11.18

■医療分野ビッグデータ関連ビジネス

医療分野のビッグデータ関連ビジネスとして、医療機関向けに医療情報システムを開発・販売するデータネットワークサービス、および製薬会社向けに各種データ分析ツール・サービスを販売するデータ利活用サービスを展開している。18年12月期の事業別売上構成比はデータネットワークサービスが41%、データ利活用サービスが59%だった。データ利活用サービスの構成比が上昇基調である。

 データネットワークサービスで医療機関向けに医療情報システムを販売するとともに、2次利用許諾を得た患者の医療・健康関連情報を集積する。そして集積した各種情報を分析し、データ利活用サービスとして製薬会社向けに提供するビジネスモデルだ。19年10月末の大規模診療データベース実患者数は18年12月末比312万人増加の2905万人となった。

18年12月末時点の導入数はEVEが801病院、Medical Codeが274病院、CADA-BOXが7病院(稼働5病院、準備中2病院)だった。

 収益は医療機関からのシステム利用料・メンテナンス費用、製薬会社からのサービス対価(システム利用料含む)である。

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スタバやりますね~ 店内・バックヤードともにバリアフリーデザインの店舗が今月13日に南町田でオープンします。お店の名前は「南町田グランベリーパーク店」。認知症カフェ「Dカフェ」も今月から月1回開催していくようです。
スタバの戦略が変わりますね。
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スタバ、バリアフリー店舗を日本初出店 認知症カフェも毎月開催へ
介護のニュースサイト Joint2019.11.9

スターバックスコーヒージャパンが今月13日に「南町田グランベリーパーク店」をオープンする。高齢者や障害者などが働きやすいよう、日本の店舗で初めて業務エリアをバリアフリー化した。
7日に発表した。カウンターの内側やバックルームは、車いすでの移動に必要な幅を確保。切り返しがしやすく、ストレスなく勤務できるよう設計したという。カウンターの一部には、座ったまま作業するスタッフのひざや前輪が入る空間を設けている。
 
スターバックス初、店内・バックヤードともにバリアフリーデザインの店舗が誕生

この南町田グランベリーパーク店では、今月から月1回のペースで認知症カフェ「Dカフェ」も開催していく。町田市と協力し合うこの企画では、認知症の人やその家族と地域住民らが交流、情報交換を行う機会を作る。

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軽度認知障害の高齢者にカマンベールチーズが有効との研究成果が発表されました。カマンベールチーズは認知機能との関連が報告されているBDNF(脳由来神経栄養因子)を上昇させると東京都健康長寿医療センター他共同研究グループが発表、実験でもその有効性が示されています。朗報かもしれませんね。
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カマンべールチーズで認知症予防ができる可能性 研究成果発表
オーヴォ2019.11.11

株式会社明治、桜美林大学、東京都健康長寿医療センターの共同研究グループは6日、軽度認知障害の高齢者において、カマンベールチーズの摂取が、認知機能との関連が報告されているBDNF(脳由来神経栄養因子)を上昇させることを発表した。

 これまでにも、動物実験によって、カマンベールチーズを食べることが認知症予防になる可能性を示唆した研究結果があったが、ヒトを対象とした試験で可能性を示唆した研究成果は初めて。

 都内在住で軽度認知障害と判断された70歳以上の女性71人を対象に実施。2グループに分け、カマンベールチーズと市販のプロセスチーズを1日2ピース、3ヶ月摂取して血液中のBDNF濃度を測定。3ヶ月後に、摂取するチーズを入れ替えて測定したところ、カマンベールチーズ摂取時には、血中BDNF濃度の変化が優位に高い値を示した。

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