無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 中国の介護事業

中国でも高齢化に伴い急速に介護施設や医療施設の増設が必要となっています。特に中国国家衛生と健康委員会(医療機関を管轄する政府機関)は2017年から緩和ケアの普及に乗り出しています。この分野においても中国国内にて施設整備を急がねばなりません。今後医療と介護が連携したヘルスケア事業の普及推進が国家的な課題となってきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上海福祉の今 「ホスピスを全国に、優遇措置開始」/王青氏
高齢者住宅新聞社 (プレスリリース)2019.9.26
 中国では経済発展に伴い、尊厳死への意識が高まっている。緩和ケアのレベルは世界の中でも下位ランクだと指摘されている中国では、近年政府はホスピスの増設、そして死生観を見直すための啓発活動を始めた。

中国国家衛生と健康委員会(医療機関を管轄する政府機関)は2017年、全国範囲で5つの市(区)を緩和ケアの試行都市として指定した。今年6月には第2弾として追加の都市が発表され、計71市(区)となった。上海市は唯一全域で試行する都市である。
18年末の統計によると、上海で指定緩和ケア病院は200ヵ所、病床数は900ある。また家庭ホスピス病床は700床。これまで述べ2万8700人の患者が緩和ケアサービスを受けた。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

中国の高齢化は日本の2000年当時の様相を示しています。これから高齢化が本格化し、介護のインフラ整備が本格的に必要となる時代に突入してまいりました。圧倒的な高齢者の数に対して少子対策による介護者の不足も深刻になり始めています。中国国内の介護体制をどうつくるか、緊急の課題となっています。60歳以上の高齢者は2050年前後には人口の3分の1以上、5億人近くを占めることになるといわれますが、受け皿として日本並みの施設(高齢者の6%)を準備するためには3000万人分(日本の15倍)が必要となります。中国の介護はこれからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「老い」待ち受ける大国=少子化も止まらず=-年金枯渇の危機・中国
時事通信2019.9.21
 【北京時事】建国から70年、豊富な労働力人口に伴う「人口ボーナス」を生かして世界第2の経済大国に上り詰めた中国。しかし、人口14億人のうち既に2億5000万人が60歳以上で、「一人っ子政策」をやめても出生数の減少は止まらない。建国100年の節目となる2050年前後には人口の3分の1以上、5億人近くを60歳以上が占めるとの予測もある。習近平国家主席が今世紀半ばを目標とした米国に匹敵する「強国」の実現には、「老い」との戦いが待ち受けている。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

日本と中国の医療の比較をしています。現在はまだ日本の医療と比べて大きな隔たりがありますが、急速に中国の医療が進化をし始めています。先般日本で行われましたG20の日本と中国の首脳会談で日本と中国の間で10項目の協力協定が結ばれましたが、その一つに医療と介護の協力協定が挙げられます。日本と中国の温度差がありますが、中国国内では急速に日本の医療や介護技術の導入について気運が高まっています。日本と中国の医療連携が進めば、今後、短期間に中国の医療は進化を遂げることになるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家族が怪我で入院したことで「日本の医療サービスの質を知った」=中国メディア
ニフティニュース2019.9.7
 日本では病気や怪我をして入院が必要となっても、家族が患者の世話をする必要はなく、病院側から家族の付き添いを求められることまずない。しかし、中国では事情が大きく異なり、病気や怪我をすると多大な費用と共に家族の全面的なサポートが必要となる。

 中国メディアの今日頭条は1日、日本で暮らす中国人の見解として、「家族が日本の病院で入院、手術を経験した」が、日本の医療制度とサービスは中国と「大きく異なっていた」と紹介する記事を掲載した。

中国は日本と医療制度が異なるため、入院や手術にあたって受けられるサービスも違ってくる。記事には中国人ネットユーザーからコメントが寄せられており、中国で骨折で救急搬送されて病院に入院した中国人の場合、「先に救急車の費用が請求され、余分な費用を払って看護師を付けても、1人の看護師が大勢の患者を見る程度の看護しか受けられず、費用の清算にあたっては関係書類を用意して社会保険局に出向き、受けた医療処置の証明をし、違反がなければ労働保険カードの保険が適用されるが、それでも60万円以上の費用がかかった」という声も寄せられた。

 なにより、中国の病院では入院患者の家族が食事から身の回りの世話を24時間体制で行うのが一般的であるゆえ、「日本の病院は入院患者だけでなく、家族にとっても負担がなく、天国のようだ」と感じられるというが、それも納得できることだと言える。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

中国の平均寿命が飛躍的に伸びている。この70年間で2倍以上伸びて、いまや米国を抜いて77歳にまで伸びてきました。我々も中国での検診センター(人間ドック)の導入についてお手伝いをしておりますが、健康に関する意識は非常に高くなっています。日本の高度な医療技術の導入に余念がありません。今後は更に平均寿命は延び続けるでしょう。その反面、高齢者対策は必至です。急激な寿命の延びは急激な高齢化を意味します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国の平均寿命が70年で35歳から77歳まで2倍に―中国メディア
ニコニコニュース2019.9.8
 ちょっとした病気で命を失ってしまうという時代は終わり、寿命が延び100歳以上の高齢者も決して珍しい存在ではなくなっている。この70年間で中国人の平均寿命は35歳から77歳まで、2倍以上伸びた。新華社が伝えた。

中国国家統計局の報告によると、中国人の平均寿命は、1949年は35歳、1957年は57歳、1981年は68歳、2018年は77歳とどんどん伸びている。中国は、飢えと寒さに悩まされる時代から、物の豊かな時代へ、医療が立ち遅れて薬も少なかった時代から、病気になっても病院に行けば治療してもらえる時代へと、「華麗なる転身」を遂げた。

100歳まで長生きし、幸福で健康に生きるという、ここ数千年の中国人の「夢」は、今や現実のものになろうとしている。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

中国と日本の医療連携が急速に進みつつあります。G20の時の日米首脳会談で日中の医療、介護協力が打ち出されたことにより、中後でも急速に日本の医療と介護との連携を深めつつあります。今回の鹿児島県相良病院と大連に設置される女性医療センター・検診センターとの提携もその一つで、我々も四川省に人間ドックを作るお話を頂いておりますが、今後同様のケースが期待されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国の新設病院を支援へ 相良病院 乳がん診療に実績
読売新聞2019.8.30
 鹿児島市の相良病院を中心とした一般社団法人「さがらウィメンズヘルスケアグループ」(相良吉昭・代表理事)が、来年8月、中国・大連市に新設される女性向けの病院に、医療技術や運営のノウハウなどを支援することになった。相良病院の医療体制をモデルにした病院で、グループの東京オフィスから遠隔画像診断などを行う。

 設立されるのは「相良耘泰うんたい大連医院」。富裕層対象で、女性医療センター、人間ドックセンターを備え、乳がんを中心とした女性の治療にあたる。同グループは、遠隔画像診断のほか、院内設計や内装のイメージまで支援する。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ